セプテーニグループ 社史サイト「SEPTENI STORY」

創業から35年を迎えたセプテーニグループと共に、これまで培ってきた歴史や文化を振り返り、後世に伝えるための社史Webサイトを制作しました。ただの事実や、教訓めいたことを羅列する教科書のようなものではなく、いまとこれからをつくっていく現役世代が、未来を考える材料となるようなWebサイトを目指しました。

 

Project Duration

約1年3ヶ月

 

Production Team

株式会社サインコサイン & 株式会社ren

 

Outputs

なぜ「社史」なのか

 

これまでも、企業理念の刷新やさまざまな社内プロジェクトを通して、文化の継承に力を入れてきたセプテーニグループ。一方で創業から35年という長い年月が経過したことから、文化の口頭伝承には限界を感じていました。

グループ規模の拡大や多様化につれて、歴史や文化を形づくってきた生のエピソードは、若い世代にはどうしても伝わりにくくなってしまっていたのです。

35年間、変わらず存在していた精神性や価値観、文化とは何か。これまでの歴史の中でそれらがどう培われてきて、これからどう受け継がれていくのか。そして世の中や業界が変化する中で、セプテーニグループ全体でどのような価値を生み出していくのか。

これらを明らかにし、世に伝えていくには、まず改めて歴史を振り返ることと、社員一人ひとりにおける理念の自分ごと化が必要なのではないか。この課題を解決するのが、まさに社史だという結論に辿り着きました。

 

セプテーニグループらしい社史とは?を徹底議論

 

チームで議論して定めた方針は「自由で、能動的で、参加型で、おもしろい」社史。その上で、事実と教訓ばかりで誰も開かなくなるような、分厚い教科書のようなものにはしたくない。いまとこれからをつくる現役世代も積極的に参加し、みんなでつくっていけるものにしようと、Webサイトの形でアウトプットすることに決定しました。

具体的なコンテンツを企画するために、まずはセプテーニグループの方々にディープインタビューを実施。創業社長や現代表、執行役員やグループ企業の代表など、経営層へのインタビューを複数回実施し、さらにグループ各社の次世代を担う若手マネージャーやリーダーからも話を聞きました。

どのような社史を目指していくかを整理し、それを実現するために各種コンテンツで何をどう伝えるかを議論しながら、実際の制作を進めていきました。

 

ネーミングとデザインのこだわり

 

社史Webサイトの名前として決定したのは、「SEPTENI STORY」。

このWebサイト自体が、セプテーニグループがこれまで紡いできた物語と、これから先みんなでつくっていく物語であること。そして、セプテーニグループ全体の物語であり、一つひとつの会社の物語であり、一人ひとりのメンバーの物語であること。

事実の羅列でも、無機質な記録でもなく、未来への意志が詰まったもの。それは決して教科書ではなく、一人ひとりがどう解釈するかは読み手に委ねられた、まさに物語のような社史。そういった想いから、この名前に決まりました。

またデザインにも、セプテーニらしさと社史のコンセプトをしっかりと落とし込みました。雑誌的な面白さや、紙をめくるようなわくわく感を感じてもらいながら、Webサイトとしての見やすさも担保する仕上がりになっています。

 

制作チームより

 

社史Webサイトの公開後、セプテーニグループ社員の方からは「共感できることが多く、私にもDNAが流れていることを実感しました」とのメッセージを、セプテーニグループの卒業生の方からは「自分が熱量を込めてやってきたことが、歴史として刻まれていて嬉しく、誇らしくなった」といった感想をいただきました。

社史をつくることで、これまでの歴史が理念と行動の結びつきによって刻まれてきたことが明らかになるとともに、いまをつくるひとたちがそれを知ることは、これからの行動を起こすきっかけにもなります。

今回の社史制作をきっかけに、私たちもあらためて社史というものの素晴らしさを認識し、どの企業にもぜひつくってみてほしいなと実感しました。