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会社のパーパスがあっても“自分ごと化”が難しい
クオカードは親会社の変更や新サービス「QUOカードPay」のローンチなど大きな変化を迎え、社内では“企業の在り方”を見直す機運が高まっていました。経営企画部の小林氏は「パーパスを作るだけで終わらせず、社員に腹落ちさせたい」という想いから、“個人パーパス”づくりを次のステップに設定しました。
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第三者の視点で社員の“言幹”を引き出し「個人パーパス」を言語化していくリアル開催のワークショップ
個々の動機を高め、部署や年齢・性別を越えてチームビルディングできるワークショップをクオカード社と共創しました。参加された社員それぞれのこれまでを一緒に振り返り、Pinterestでパーパスのイメージを膨らませ、共感できる部分を見つけ、社員個人のパーパスを言語化していきます。
コミュニケーションが生まれやすく、自己開示しやすい環境づくりのため、リアルにて実施しました。パーパスを見つけるだけでなく、そのパーパスをより言いたくなる、覚えやすくなる、より伝わりやすくする調理法もワークショップ内でお伝えし、よりよいコピーライティングまでをサポート。社員と会社のパーパスとの新たなつながりや、社員同士のつながりをさらに広げられるように、ワークショップの最後には言語化できた個人パーパスを発表していただきました。
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社員の主体性と自己理解が高まり、会社と個人の“パーパスの重なり”が行動の原動力に
ワークショップ終了後、参加者は完成した個人パーパスをクオカード社内の人事システム「カオナビ」に登録。これにより、上司と部下の1on1や目標管理の場で、パーパスを基点にしたキャリア対話が行われる仕組みが整えられました。
「自分の軸がわかって、仕事をする上での判断軸が定まった」というお言葉や、採用シーンでは面接官としてパーパスを候補者に伝えることができた、悩んだ時にパーパスに立ち返ることができた、というエピソード、以前よりも自信をもって社内で発言できている様子も見られるようになった、というお声をいただきました。